サリーマンは気楽か
今は亡き植木等は歌った「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだー」っと。
はたしてそうだろうか。
「俺達は何の保証もなく生きるか死ぬかなんだぞ」と個人事業主は怒るかもしれない。
確かにそうかも知れない。厳しさにおいて違いはあると私も認める。
でもでもサラリーマンもそう気楽ではないのです。
毎日数字に追われ、人間関係に悩み、権限は小さく、責任だけは大きく持たせられ朝から晩まで必死に駆けずり回り,ちょっと間違えば「馬鹿・アホ・間抜け」と怒鳴られる。挙句は私みたいに戦力外通告とくる。
イチローや松井みたいに実力ある人は組織の中でもバリバリ活躍する。(最も彼らは個人事業主でありますが)
私も前は彼らのようにカッコよく生きたいと思いましたがそうはうまくいきません。
与えられた事が意に沿わぬ仕事であっても黙々とやり遂げていく。それが敗戦処理であっても最小に抑えるべく努める。
「あそこまでやらなくてってももっと適当にやれば」と笑われながらも這い蹲ってでもやる・・・私はそんな風に生きるしかないと思っています。
前段が少し難くなりましたが、後段は「サラリーマンは本当に気楽か・・・北海道編Ⅱ」と言うテーマで、気楽にお読みください。

札幌と言えばやはりラーメン。昔はススキノにラーメン横丁なんてのがありました。観光客相手に何軒か並んでいましたが、麺は同じ西山製麺でスープだけ変え暖簾だけ違うようなお店でちっとも美味しくなかった。まだ在るかどうかはわかりませんが。
今回行ったのは札幌駅近くにあるラーメン共和国。テーマパーク的に10店位お店があり皆混んでいました。我々が入ったのは小樽の「初代」というお店。味噌に豚脂が入っておりスープに甘みと旨みがあり今の時流でなかなかに旨かったです。札幌の麺はカンスイが効いており硬い。もう少しモッチリとしていたら申し分なかったと思いました。
北海道の地酒と言う事で国士無双純米、国稀鬼ころし、それに千歳鶴と。北海道の酒はなかなかに旨く割と辛口ですっきりとしている。特に国士無双の純米は美味しかった。
ここの居酒屋の蛇の目になんと「志ん朝」と「小朝」が描かれていました。志ん朝ファンとしては実によかった。
尚、最後のは山形の山法師でした。
実はこの日たまたま昔の同僚が群馬から仕事で北海道に来ていたのでした。我が盟友YAが「久しぶりに逢おう」とそのお膳立てをしてくれました。
その人は昔、「カミソリ」と呼ばれて仕事がすごく出来る人でした。
でもあまりに切れすぎて我々凡暗とは違いすぎました。
やがてよんどころない事情で辞めました。
久しぶりにあった彼はぽっちゃりとし、人間的にとても丸くなっていました。風雪と歳月が人を変え実に魅力的な人間になっていました。
「昔は俺もカミソリといわれたけど今じゃすっかりボロボロだよ」と笑っていました。
聞くと今の会社で随分と出世をしていました。
鋭いカミソリは良く切れるが木は倒せないといいます、が 錆付いた鉈は紙切れ一枚切れないけど木を倒すといいます。
きっと彼は一見錆付いているけど「鉈」のような存在になったのだと思います。彼の横顔を見ながら私も嬉しかったです。
そうして最後は何年ぶりかで皆でカラオケに行き、たまっていたものを吐き出すように大きな声で歌いました。
・・・
おかげで財布はスッカラカンになり、命からがら新潟に帰ってきました。
(ーー;)
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